渚園キャンプ場とは

静岡県の西端、浜名湖の南側には「弁天島」という島があります。その中にある、渚園という公園の中にあるキャンプ場が「渚園キャンプ場」です。
JR弁天島駅からは徒歩約10分で、弁天島エリアのリゾートスポットや、浜名湖の観光地までのアクセスもばっちりなとても便利な立地にあるのが特徴です。
キャンプはもちろん、一緒に観光を計画に加えても楽しい、そんなキャンプ場です。

渚園キャンプ場のおすすめポイント
フリーサイト一泊410円!格安で利用しやすい
渚園キャンプ場の特徴としてまず挙げられるのが、その料金の安さです。フリーサイトなら一人一泊410円。
驚きの安さですよね。
有料のキャンプ場でここまで安いのはあまり見ないかもしれません。もし、駅から歩いてくるのなら、駐車場代もかからないので本当に410円だけで泊まれてしまいます。
僕がこのキャンプ場を利用したのは青春18きっぷで貧乏キャンプ旅をしていた最中だったので、この料金の安さにとても助けられました。
格安なのに設備は綺麗で充実!
前項では格安な料金を上げましたが、このキャンプ場はそれだけではありません。料金が安いのに、設備まで充実しているんです!しかも綺麗。

僕が特に驚いたのはトイレです。なにやら最近新しくなった様子で、キャンプ場のトイレとは思えないほどのきれいさでした。
あまり野外感のあるキャンプ場が好きじゃないんだよね…という方におすすめです。キャンプに慣れていない人を連れてくるときにもいいかもしれませんね。
最寄り駅から徒歩10分の好アクセス
僕のような徒歩キャンパー・電車キャンパーに声を大にして教えてあげたいのが、渚園キャンプ場のアクセスの良さです。
最寄り駅はJR「浜松駅」から約10分程のJR「弁天島駅」です。

弁天島駅から渚園キャンプ場まではなんと徒歩10分です。しかもほぼ直線の平坦道です。

こんなに好アクセスなキャンプ場は、なかなかありません。
心配なのが駅から近すぎて落ち着けないんじゃないか、ということですよね。
渚園キャンプ場自体は湖に面していて、広い公園の一部で周りに高い建物も無いので、駅近だとは思えないほど落ち着けます。ただ、自然豊かなキャンプ場!という感じではなく、あくまで街中の芝生広場のイメージです。
渚園は、様々なアーティストの野外ライブが開催されることでも有名らしく、そこからも街中とは少し外れた落ち着いた場所にあるのだということがわかりますね。
ゆるキャン△にも登場

じつは、有名なキャンプ漫画「ゆるキャン△」にも登場しています。
コミックスの5巻、女子高生ソロキャンパー「しまりん」が、年末年始キャンプでのキャンプ場に選んだ一つが渚園でした。
作中では現実に忠実な描写がいくつも登場しているので、ゆるキャン△を読んでからキャンプ場に行ってみるのも楽しいかもしれません。
レンタサイクルで近くへ観光も

渚園キャンプ場の大きな特徴としてもう一つ、レンタサイクルを借りられます。
キャンプ場の受付と同じく管理事務所で、一日520円でレンタサイクルを借りることができます。キャンプ場でレンタサイクルを借りられるのも不思議ですね。
弁天島付近にはゆるキャン△にも登場した観光地や、リゾートスポット、さらに浜名湖まで目を向けると観光スポットが多く存在します。

のんびりと自転車で廻ってみるのもいいかもしれませんよ。
渚園キャンプ場のキャンプサイト紹介
渚園のキャンプサイトは大きく分けて2つ、フリーサイトとオートサイトに分かれています。20,000㎡の広大な芝生サイトを思う存分楽しむことができます。
フリーサイト

フリーサイトのエリア内ならどこにテントを張ってもOK。車を使わない人や広いエリアを使いたい大人数グループにいいですね。
西側は湖岸に面しているので、木々の間から湖を眺めることができます。
僕が利用したときは、雨の日の次の日で、濡れているエリアを避けたらこんな風にど真ん中になってしまいました…(笑)広いスペースを贅沢に使っているようですが、水たまりを避けているだけです…

水はけはあまりよくないのかもしれません。
オートサイト

オートサイトもフリーサイトと同じような芝生で、10m×10mのスペースを一区画として使うことができるサイトです。
公式サイトのPDFを見るとかなりの数の区画が用意されているようです。このうちの16サイトはAC電源を使うことができるサイトとなっています。(AC電源サイトは追加料金有)
渚園キャンプ場の設備紹介
渚園の充実の設備を写真と共に紹介します。
トイレ

トイレはキャンプ場内に4か所あります。写真はそのうちの一か所。管理事務所近くのトイレです。このトイレが半端なく綺麗。掃除もしっかりされていました。
こんなにトイレに行きたくなるキャンプ場は初めてかもしれません…(ちょっと何言っているのかわからない)

それだけ綺麗だったということで…
手洗い場

手洗い場もしっかりと掃除されていて綺麗でした。残飯用のザルもありました。
場内に二か所あります。写真は管理事務所近くの手洗い場です。
消し炭入れ

消し炭入れは、使用後の炭や灰を捨てる場所です。炭の処理に困らないのはありがたいですね。場内に3か所です。
流しなどに消し炭を捨てないように注意しましょう。
炊事場
写真を撮り忘れてしまいました…
場内に3か所あります。広いキャンプ場なのでこのように点在しているのは助かりますね。
Camp Door追記

クラブハウス・コインシャワー・コインロッカー

管理事務所にはこのような休憩所?があります。クラブハウスが何を意味するのかよくわかりませんが、たぶん休憩所です。
中にはイスとテーブル、コインシャワーやコインロッカーがあります。最近はキャンプでも盗難がたびたび話題に上がりますから、ロッカーが使えるのはありがたいですね。
シャワーは一回5分で200円です。

管理事務所

ここで受付を行います。自動販売機や売店も併設されています。レンタサイクルもここですね。
自動販売機にはなんとセブンティーンアイスが。キャンプ場でアイスって…!最高やん…

渚園キャンプ場の注意点は?
事前予約が必須!電話or窓口から
事前の予約が必須になります。電話か、管理事務所で事前にできるみたいですが、遠方の方なら必然的に電話で予約することになりますね。
僕は当日の朝事前に予約が必須ということを知り、弁天島駅についてからのキャンプ場までの道のりで電話予約するという強行突破をしてしまいました。なんとか予約は出来ましたが、あまりにも急だとキャンプ場に迷惑が掛かってしまうので、事前に予約しておきましょうね…
駐車場は出入り毎に料金が発生

駐車場は有料で、公園によくあるタイプのバーがついている駐車場です。そのため、出入りのたびに駐車料金がかかってしまいます。
駐車場代金を節約するなら、キャンプ場で受け付ける前に買い出しやお風呂などを済ませておくといいですね。
オートキャンプなら、受付時に伝えれば一回無料券をいただけるようです。
フリーサイトへの車の乗り入れは不可
オートサイトなら車を芝生内に乗り入れることができますが、フリーサイトの場合は入れません。
荷物は駐車場から運ぶ必要があるので注意が必要です。
Camp Door追記

ごみはすべて持ち帰り
消し炭は消し炭入れに捨てることができますが、それ以外はすべて持ち帰りとなっています。