徒歩キャンプをやってみて初めて直面する問題。
それは「荷物がかさばる~…!!!」問題。
お手軽にできるキャンプ飯はたくさんありますが、美味しい料理を作ろうと思うと素材だけでなく調味料が必要不可欠だったことに気付きます。
それに急な雨で防水が必要なものを安全に運びたい!!
そんな時、あなたはどうやって荷物を揃えたり運んだりしていますか?
本日は調味料や防水を必要としているものをコンパクトに持ち運べてめちゃくちゃ便利と話題の『ストローパッキング』のご紹介です!
一回分の調味料を用意しておけば味付けも簡単に手軽に料理できますよ!
徒歩キャンプや登山での荷物の持ち運び問題!
徒歩キャンプをやるぞー!と意気込んでみたはいいけれど、いざ始めてみてから初めて気が付くこと…。
それが荷物が多くなる問題です。
・ボトルや瓶がかさばる/重い
・急な雨で中身が漏れてぐちゃぐちゃに
・久しぶりに使うと賞味期限が切れてる
などなど問題がたくさん。
単身用の小さなサイズの調味料も売ってはいますが、わざわざ購入するのはお金がかかりますし、小さいサイズの調味料は少しお高め。
それにキャンプ後に汚れを拭いたりと、片付けをしなきゃいけなかったりいろいろ面倒です。
ミニサイズのボトルに自宅用の調味料を詰めたとしても、頻繁にキャンプに行かない人は賞味期限が切れていたり味が劣化していたりと、これまた微妙…。

何か良い方法はないかと調べてみると、画期的な方法があるではないですか!
その名も『ストローパッキング』。
ストローの中に物を入れて密封してしまうという技です!
超画期的!徒歩キャンはストローパッキングで持っていこう
ストローパッキングは、もともとは女性が旅行に行く際に、化粧水やコンタクト液をストローの中にパッキングしはじめたことから話題になった方法なのだとか。
調味料やマッチなど小物をパッキングするのにも最適です。
ストローパッキングのメリットは他にもたくさんあります。

荷物がかさばらない/軽い
ストローに入れるだけなので、プラボトルや瓶を持ち運ぶ必要がなく軽くてスマートに調味料を持ち運べます。
使う分だけ用意して持っていけるので無駄がありません。
安価に用意できる
ストローは100均に行けば、50本~100本入り、いろんなサイズのものが売っています。
ミニボトルを購入するよりもかなり安価で用意できます。
使ったあとは捨てるだけでOK
使用後は捨てるだけでOK。
ゴミも最小限で済みます。使い切りなので、衛生面もバッチリです。
液体/固体どちらでもOK
タピオカ用などの太いサイズのものを選べば液体だけでなく、ブラックペッパーやハーブなどの大きなサイズの調味料もパッキング可能です。
ジャムやマヨネーズなどもコンパクトに持ち運びできそうです。
ストローパッキングの準備と手順
それでは、ストローパッキングの準備物や手順をご紹介しましょう。
ストローパッキングの準備物
ストローパッキングには
・ストロー
・ストローを熱する道具
・熱したストローをプレスしながら挟む道具
が必要です。
ストローはタピオカ用の太めのものがたっぷり入っておすすめです。
ストローを熱する道具としてはライターやバーナーなどなんでもかまいません。自宅で詰めることが多いと思うので、キッチンにあるガスコンロでも大丈夫ですよ。
プレスしてから挟む道具には、ペンチやニッパーやマルチツールなんかがおすすめです。

ストローの片端を熱して軽く溶かす
まずはストローの端っこを潰します。

炙るポイントは火を強くしすぎないこと。少し溶ければくっつくので軽く炙る程度に留めていきましょう。

火器使用時は火傷に注意して下さい。
溶かした部分をプレスしてくっつけて閉じる
ストローを溶かしたら、冷えるまでプレスしてくっつけます。
すぐに冷えて固まります。
くっついていないと調味料が漏れだしてしまうので、しっかりくついているか確認してくださいね。

中に入れたいものを入れる
ストローの片端を閉じたら中に入れたいものを入れましょう。
マッチやアウトドアスパイス、お金なんでもOKです。
調味料の場合はあらかじめ作る料理を決めておいて、必要な調味料の種類と分量を測っておくと無駄がありません。
漏斗やスポイトを使うと入れやすいですよ。
漏斗やスポイトが無かったり、入れる作業が苦手な方は、タピオカ用のストローを使うと比較的簡単に注げます。

火災の危険がある為、燃料は入れないで下さい。
ストローのもう片端を同様の方法で閉じる
最後に同様の方法でストローのもう片方を熱して閉じます。しっかりと密閉できていることが確認できればストローパッキング完了です!
使用するプラスチックによっては『有害な化学物質』が含まれている場合が有ります。
使用するストローの原材料をご確認下さい。
他にもいろんな活用方法があるよ!
今回は荷物をよりコンパクトにパッキングする方法をご紹介しました。
徒歩キャンプや登山など荷物をコンパクトにしたいけど色々持っていきたい方やいい感じの防水の入れ物がない方にオススメです!
ストローをクッカーと同じサイズにしたらシンデレラフィットさせることもできるので無駄なスペースを埋めることもできちゃいます。
また、ほとんど使う機会はないけれど、もしもの時にあれば助かるものを入れておくのもアリかとおもいました!
とても便利な方法なので、ぜひ試してみてください。