キャンプをする場所といえば、勿論キャンプ場・キャンプサイト‼︎
キャンプサイトにも「フリーサイト」や「区画サイト」といった種類があるのですが、それぞれの違いはご存知ですか?
実はキャンプ場にもいろんな種類があって、それぞれに特色やメリット、デメリットがあるんです。
今回はキャンプサイトの種類や特色、それぞれのメリットやデメリットをご紹介させていただきます。
ご自分のキャンプスタイルに合ったキャンプサイトを見つける参考にしてみてくださいね。

キャンプサイトの種類は大きく分けると2つ
ちなみに「キャンプ場」と「キャンプサイト」の意味は同じです。
どちらも「キャンプをする場所」という意味合いです。
今回の記事では、キャンプをする場所のことを「キャンプサイト」と統一して表記させていただきます。


キャンプサイトにはいろいろな種類がありますが、大枠は「区画サイト」と「フリーサイト」の2種類です。
区画サイトとフリーサイトが基軸になって、いろんなタイプのサイトが派生していくイメージが分かりやすいかと思います。
まずはこの2つのサイトの特徴をご紹介しましょう。
はじめてのキャンプにおすすめ『区画サイト』
区画サイトは敷地が区切られており、決まったキャンプスペースがそれぞれに割り当てられているタイプのキャンプサイトです。
多くの区画サイトはあらかじめ予約をしておくことができるので場所取りの必要がなく、区切られたスペースなのでパーソナルエリアの確保も安心です。
小さなお子さまがいらっしゃるファミリーキャンパーさんなどにおすすめです。
- 区画サイトのメリット
・場所取りの必要がない
・パーソナルスペースの確保ができる
・水道や電源が区画ごとにある場合も
・車が乗り入れ可能なサイトは荷物運びが楽
- 区画サイトのデメリット
・隣の区画との距離が近い
・料金が割高(水道や電源付きならもっと高)
・大きなタープやテントなら窮屈に感じることも

大人数キャンプなら断然『フリーサイト』
フリーサイトとは、広大な敷地の中から自分で自由にテントを設営できます。
ソロキャンから大人数キャンプと幅広いキャンプスタイルに対応できますが、過ごしやすい場所は早い者勝ちなのですぐに埋まってしまいます。
- フリーサイトのメリット
・自由に場所が選べる
・広々とキャンプサイトを使える
・料金が割安
- フリーサイトのデメリット
・良い場所はすぐにとられてしまう
・水道や電源までが遠い場合がある
・車の乗り入れができないサイトが多い

キャンプサイトの種類は他にもあるよ!
区画サイトやフリーサイトはさらに細かく分類すると、オートサイトや電源サイトなどに分けられます。
それぞれの特徴をふまえつつ、自分達のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。
サイト内で車の乗り入れOK『オートサイト』
オートサイトはキャンプサイト内に車の乗り入れが可能なことを意味します。
車が乗り入れできないキャンプサイトでは、駐車場からサイトまでギアを手で持ち運ぶ必要があるので、かなり大変です。
その点オートサイトは荷物の出し入れがしやすく快適にキャンプできるので、キャンプ初心者やお子さんがいらっしゃる方におすすめです。
しかしオートサイトは車がサイト内を走り回るため、事故などの危険がより高まってしまうことに気を付けなければいけません。
また、自分がキャンプサイトで車を利用する際にはキャンプ場ごとに定められているルールを順守し、みんなが安全に過ごせるような配慮を怠らないようにしてくださいね。

プチキャンプを楽しむなら『電源サイト』
区画サイトに多くみられるのが、AC電源が備え付けられている「電源サイト」です。
スマホやパソコンの充電ができたり、ホットプレートなどを使用した調理も可能です。
電源があれば暖房器具やコタツも利用できるので冬場であっても快適にキャンプを楽しめます。
持ち運び電源が無い方や、火の扱いにまだ慣れていない方初心者キャンパーさんにおすすめです。


ペットと楽しめる『ドッグラン併設サイト』
ノーリードでペット同伴が可能だったり、ペット専用の遊具を併設してくれていたりするのが「ドッグラン併設」キャンプサイトです。
ペットが迷子になってしまわない配慮もしてくれています。
ただし、宿泊できない日帰り専用サイトも数多いです。訪れる際には事前の下調べをしっかりとしときましょう。

自分達のキャンプスタイルに合わせて選ぼう
キャンプサイトの形態は大きく分けて区画サイトとフリーサイトの2種類。
それぞれに違った特徴があるので、自分達のキャンプスタイルに合った形態のサイトを選んでください。
キャンプ初心者の方やお子さんとのファミリーキャンプの場合はゆっくり落ち着ける区画サイトから利用されるのがおすすめです。
オートキャンプ場を選ぶかどうかは、荷物の多さや検討しているキャンプサイトの安全性を考慮しながら考えてみてくださいね。