幻想的に煌めく炎。ステンレス加工の匠がつくった、思わず見とれる焚き火台「Bonfire Grill」に大注目!
2020年7月、今までにない、とてもかわいらしい焚き火台がSTEN FLAME(ステンフレーム)から発売されました。
その名も「Bonfire Grill」
匠が手を施した、美しいステンレス細工が生み出す炎の灯し火は、焚き火台としてもグリルとしても使用できます。
デザイン性の高さだけでなく、シーンに応じて柔軟に姿を変える機能性の高さは、職人による手作業の手間暇と想いが実現させました。
今回は、クラウドファンディングで大注目となった焚き火台「Bonfire Grill」の魅力を余すことなくご紹介させていただきます!
やっと、見つけた。おしゃれさん、女子にもピッタリな「かわいらしい」焚き火台

焚き火台と言えば、多くは無骨なイメージ
各メーカーからさまざまなタイプの焚き火台が発売されていますが、多くの焚き火台は無骨でワイルドなデザインが多いように思います。
もともと焚き火台というのは、野外で使用するもの、ガンガン火を起こすものなので、ある程度タフで耐久度が高くないといけません。
そのため、多くの焚き火台は自然と無骨で自然に馴染むようなデザインになってしまうのでしょう。
Bonfire Grillは思わず見とれる「かわいらしい」焚き火台
そういった意味でBonfire Grillは、今までにない新感覚の焚き火台と言えます。
Bonfire Grillを初めて見た方は、「これが焚き火台!?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
わたしが初めてBonfire Grillを見た時に感じたイメージは、日本古来の「灯篭(とうろう)」「かご細工」「提灯(ちょうちん)」です。
焚き火台は本来、「火を起こすための道具」として使用されるものですが、Bonfire Grillは火を起こすための道具というだけでなく、焚き火台自体がキャンプの雰囲気を演出してくれる新感覚ギアだと思います。
Bonfire Grillってどんな焚き火台?
では、Bonfire Grillがどんな焚き火台なのか詳しくみていきましょう。

熊本のステンレス加工企業の新たなブランド展開
丸山ステンレス工業はレーザー加工や曲げ加工、溶接まで手掛けるステンレス加工を得意としている企業。
安価な部品を受注生産している現状から自社の技術力と強みを活かしたオリジナル製品の開発をスタート。
ブランド『STEN FLAME』を立ち上げる事になりました。

何十もの試作品を作り、2年の歳月をかけて作り出した商品は、長年ステンレス加工を行ってきた『丸山ステンレス工業』の強みを活かした妥協のない焚き火台です。

クラウドファンディングで人気となり、一般販売開始
先行販売を兼ね、自社の新商品として告知展開をしたところ、目標金額の1186%を達成して製品化することが決まりました。
そして、2020年7月、満を持して一般販売がスタート。
「こんな焚き火台を探していた!」とおしゃれキャンパーや女子キャンパーを中心に話題となっています。
ステンレス加工の「匠」が生み出したプロダクト
Bonfire Grillの大きな特徴がその見た目。
ステンレス加工の匠だからこそ作りだせる繊細な模様は、本体内部に炭や薪を使って火を灯すと、幻想的な世界観を魅せてくれます。
幻想的な模様の隙間から酸素を取り込めるので焚き火台としての機能もバツグンです。

また、模様だけでなく溶接や曲げ加工、重さなど随所にこだわりが感じられます。
商品を手に取ると分かりますが、バリが一切なく溶接箇所も目立たない仕上がりになっていてビックリしました。


焚き火台としての性能、調理時の使い勝手、持ち運びの利便性、収納、炎の見え方…これほど深くこだわって完成度の高いものをつくれるのは、長年ステンレス加工に取り組まれている匠だからこそでしょう。
Bonfire Grillのスペックをご紹介
Bonfire Grillの細かなスペックをみていきましょう。
◎Bonfire Grillのスペック
⚪︎商品サイズ
W185×D164×H214(取手無し/脚ボルト付き)
W193×D164×H329(取手有り/脚ボルト付き)
⚪︎重量
約1.4kg
⚪︎素材
ステンレス
◎Bonfire Grillの焚き火台セット内容
焚き火台本体
脚ボルト4本
グリルプレート
プレート掴み
取手
脚ボルトを付け外しすることで、地面や机の上など場所を問わず使用が可能です。
また、グリルプレートをつけることで、焚き火台上にクッカーや調理器具を乗せての調理も可能なります。
勿論、グリルプレートの脱着時に便利なプレート掴みも付属されています。
取手は持ち運び時や吊るす時に使用する取っ手になります。

デザインは熊本に縁のある柄3種類
Bonfire Grillのデザインはリンドウ、テマリ、タケカゴの3種類。
どれも熊本に縁のある柄です。
- リンドウ-rindou-
リンドウ-rindou-の柄は熊本の県花をモチーフにしています。
リンドウは熊本各地の野山に自生している紫色の可憐な花です。
火を灯すとかわいらしい花が浮かび上がります。

- テマリ-temari-
テマリ-temari-の柄は熊本の伝統的工芸品である『肥後てまり』をモチーフにしています。
火を灯すと、ゆらゆら揺れる炎が元気よく跳ねる毬を連想させられる柄になっています。

- タケカゴ-takekago-
タケカゴ-takekago-の柄も熊本の伝統的工芸品のひとつ竹細工製品の竹籠をモチーフにしています。
昔から熊本県では竹製品が広く使用されています。
タケカゴ-takekago-を見ていると丁寧に編まれた竹籠を連想させられます。

ステンレスはSUS304を使用
また、素材のステンレスにはSUS304を使用していますが、SUS304と聞いてもピンとこないかもしれませんので、少しだけご説明しますね。
ステンレスとひとくちに言ってもさまざまな種類があります。
その中でもSUS304は
- 高い耐熱性
- 保温機能に優れている
- 強度が高い
- 腐食に強い
- メンテナンス力が高い
というように、とても機能性が高い上質な素材です。
SUS304はその機能性の高さから電車の外ばんにも採用されています。
お手入れしやすい素材なので長く使うことができますし、使用していくうちにステンレスならではの「味わい」がでてくるところも魅力のひとつです。

使い方に応じて柔軟に姿を変える、機能性の高さ
Bonfire Grillには付属品として「取手」「脚ボルト」がついています。本体と組み合わせて使用することでさまざまなシーンに合わせることも可能です。
Bonfire Grillの便利な使用方法をいくつかご紹介しましょう。
使い方①取手をつければ持ち運び便利
付属の取手を本体に取り付けることで、片手で焚き火台を持ち運ぶのもラクラクです。もともと重量が1.4kgしかないので女性でも楽に持ち運ぶことができ、移動時にストレスになりません。
さらに、形状がカゴのようになっているので中に荷物を入れて収納に活かしたり、取手を取り付けて移動時の持ち運び道具として使用することも可能です。

取手の耐重量は3kgまで
本体は10kgまで
使い方②脚ボルトの脱着で地面や机の上とオールマイティーに使用
本来、焚き火台は地面の上で使用するものですが、付属の脚ボルトを装着することで芝の上で焚き火台を使用することが可能になります。
その時々のキャンプスタイルに焚き火台が合わせてくれます。

使い方③吊るして使用することもできる
本体に取手を取り付けて、吊るして眺めても雰囲気が出ます。
吊るしながら焚き火をすることはできませんが、中にLEDライトを入れて吊り下げればおしゃれな外灯になります。使わない時はどこかに吊るしておけば邪魔になりません。

吊るして焚き火を行うことは推奨しておりません。
使い方④さまざまな調理器具や料理にも対応
付属のプレートを取り付けつけて調理器具を載せて使用することができます。
正方形のようなサイズ感なので様々な形状の調理器具を使用できます。
ざっとあげるだけでも
・メスティン
・スキレット
・ユニ鉄
・ポット
・ホーロー鍋
・ホットサンドメーカー
・やかん
など、大きさの合うギアならどれでもOKです。

使い方⑤お部屋でもLEDライトやキャンドルを入れてみて
炭や薪を気軽に使えない環境にいらっしゃる方は、LEDライトやキャンドルを本体の中に入れることでお部屋の中でおしゃれな「ルームライト」として使用してみてはいかがでしょう?
お部屋を暗くするとステンレス細工に照らされた模様が、お部屋の壁に美しく映し出されてきれいですよ。

使い方⑥ビールを冷やして夏キャンプを楽しむ
夏キャンプだと、クーラーボックスに入れたビールをもっと冷やしたいと思ったことはあると思います。
Bonfire Grillのカゴ型+ステンレス細工を利用して、焚き火台の中にビールを入れて川につけておけばキンキンのビールが飲めます。

熊本と岩手。「岩手県産の木炭」との都道府県を越えたコラボも話題に
【STENFLAME】の公式オンラインショップではBonfire Grillの推奨木炭として岩手県産の木炭とコラボした商品も販売されています。

コラボする岩手県産の木炭は木炭業界で唯一、内閣総理大臣賞を受賞した谷地林業が生産する木炭です。
岩手県で『木炭業界』を引っ張っている谷地林業と熊本県で『金属加工業界』を下支えしている丸山ステンレス工業が業界と地域を越えたコラボでお互いの自慢の商品をセット販売しています。

コラボに合わせてステッカーも制作!!

異業種/中小企業同士のコラボでベストマッチ
木炭業界で唯一、内閣総理大臣賞を受賞した谷地林業が生産する高品質な木炭は、その使いごこちもさることながら他の炭に比べてより赤々と灯る美しい炎が魅力的です。
Bonfire Grillと合わせて使用することで、ステンレス細工から浮かび上がる炎の模様をより美しく引き立ててくれます。
また、均一に切りそろえられた谷地林業の木炭を二段重ねに組み合わせるとBonfire Grillの高さとピッタリのサイズになります。
また、『Bonfire Grill』の幅と奥行きのサイズがほぼ正方形なので谷地林業の木炭を円形にして組むことも可能!
円形に2段重ねで炭を組むとエントツ効果で素早く着火できます。

『谷地林業の木炭』の火付きの良さと『Bonfire Grill』のサイズ感+構造で快適に着火ができます。

Bonfire Grillは、人々の希望の灯火となるように
Bonfire Grillは、美しいステンレス細工自体もキャンプフィールドに映えますが、夜になって暗くなってからも火を灯すことで浮かび上がる模様を楽しむことができます。
更には料理や収納など、マルチに使うことも。
大切にお手入れしながら使用すれば、長年に渡って愛用することもできるでしょう。
職人の真心と手間暇、「人々の希望の灯火となるように」と想いが込められたBonfire Grillは、生涯にわたるお気に入りギアとして活躍してくれるのではないかと思います。
ありそうでなかった焚き火台。
気になった方は是非チェックしてみてくださいね!