様々な種類のペグがあり、どう違うのかを紹介します。
ペグはタープやテントを地面に固定するための杭です。
また、風の強い日でもペグが抜けないようにするためのペグワークも合わせて紹介します。
ペグの種類
ペグには大きく分けて5種類あります。
・鋳造ペグ
・軽量金属製ペグ
・プラスチックペグ
・アルミピンペグ
・アルミVペグ
鋳造ペグ
鋼鉄製なため、重いです。地面の中の岩を砕くことも可能なので硬い地面への設営では鋳造ペグが必要です。
大型のテントへの設営に向いています。
軽量金属製ペグ
軽量なのでパックパックでのキャンプに向いています。
中型のテントへの設営に向いています。
プラスチックペグ
オートキャンプ用のペグです。テントによく付属されているものです。
他のペグに比べて耐久性が低いです。
中型のテントへの設営に向いています。
アルミピンペグ
プラスチックペグよりは耐久性が高いですが曲がり易いです。
このペグもよくテントに付属されています。
小型のテントへの設営に向いています。
アルミVペグ
耐久性は低いですが、V字の断面になっているため地面から抜けにくいです。
小型のテントへの設営に向いています。
ペグワーク
ペグを打ち込む
まず、打ち込む位置を決め張り綱の位置を確認したうえで、仮止めします。
仮止めしたうえでしっかり奥に打ち込みましょう。
ペグは基本斜め45度〜80度の角度で打ち込みます。
張り綱はペグ本体に対して綱の引く力が対向するようにかけましょう。
浜辺や岩の多いところではペグを使わずに砂の入ったレジ袋や岩の張り綱を結んで固定しましょう。
ペグを抜く
ペグを抜くときはペグを回しながら抜きましょう。
ペグを打ち込む際に斜めに打ち込んでいるため、上に引っ張っても抜けません。
ペグハンマーをペグの鍵部にかませて引き抜くと楽に抜けます。
まとめ
ペグは、テントやタープを地面に固定するための杭です。
耐久性の高いスチール製や鋳造ペグがあると安心して設営できます。
大型のタープを設営する際は30㎝程度の長さがあると安心です。